今まで長いこと組織に属していたので、ひとりで税理士をすることのメリットを感じます。
時間を自由に使える
基本的に時間は全て自分の思い通りになります。
税理士事務所や税理士法人に勤めていては、そうはなりません。
定時に始まって定時に終わる勤務時間が定められています。
仕事をしてもいいですし、プライベートに利用してもいいですし、自分のさじ加減で決めることができます。
自宅で仕事をすれば、通勤時間を仕事やプライベートの時間に当てることができ、生産性を高めることができます。
土日などもプライベートの時間が空いていれば仕事を入れることができます。
働いているサラリーマンで土日に対応して欲しいニーズはあります。
自分で仕事や報酬を決められる
顧問料や申告料などの報酬料金を自分で決めることができます。
暇なときは下げたり、忙しいときは上げたりと料金を調整することができます。
仕事そのものを受けるかどうかも自分で決めることができます。
基本的には自分の好きなことや、やりたいことを受けています。
私は自身で不動産投資をしているので、不動産投資家のお手伝いや資産管理会社の顧問を行っています。
仕事を通して自身の不動産投資の勉強になることもあります。
ただ、実際にやってみると、コストパフォーマンスが悪かったり、仕事を続けられなかったりすることもあるので、その際は報酬料金を見直し、受ける仕事を変えて軌道修正をしていこうと思います。
場所を気にせずに仕事ができる
コロナをきっかけにオンラインミーティングが積極的に推奨されました。
税理士はどこにいても仕事をすることができます。
基本的には、クラウド会計を利用できるパソコンがあれば何とかなります。
人と直接会っているからといって仕事をしているということにはなりません。
申告書の作成だけで終わってしまい、お客さんに付加価値を与えていないことも本当にそれで良いのでしょうか。
中小企業の法人の申告書は、税理士なら会計ソフトを利用すれば誰でも作成することができる時代になりました。
私は、基本的には、lineworksで連絡や簡単な質問回答や確認を行います。
そして、質問回答が複数・複雑になったり、事実関係をより詳細に聴かないといけなかったりする場合にはオンラインミーティングを実施します。
書類のやり取りは、基本的にはGoogleDriveでやり取りをしますが、できない場合には郵送で行います。
直接会いたいという要望がクライアントからあった場合には応じますが、この時代に直接対面じゃないといけないといったことはそれほどありません。
人間関係を気にしなくてよい
誰からも雇われず、誰も雇う必要がないので、人間関係に悩むことがありません。
雇われるということは、雇う人から命令を受けることになります。
雇うということは、自分から命令をすることになります。
人を雇った時点でその人のことを気にする必要が出てきます。
人とのつながりは大切ですが、その間に軋轢が生じ人間関係に悩むこともあります。
人を雇うと給与計算を行い、源泉所得税や社会保険を支払うことになります。