不動産投資における物件選びは非常に大切です。
一度買ってしまうと、売らない限り、立地エリアを変えることができません。
その中でも、需要と供給がキーポイントになってきます。
なぜ物件選びで需要と供給が大切なのか
アパートの部屋を賃貸に出している供給数が、入居を希望する人の需要数を上回っていると空室ではなくなります。
供給数が多くても需要数が少なければ意味がありません。
逆に、供給数が少なくても需要数が多ければ、空室がなくなります。
アパートの立地が都市部に近いからと言って必ずしも良いわけではありません。
都市部に近くても空室になっているアパートはあります。
それに、都市部に近いということは、利回りも低くなります。
物の値段も需要と供給で成り立っていますが、空室を考える上でも、需要と供給が大切になってきます。
LIFULL HOME’Sの「見える!賃貸経営」で空室率を確認
LIFULL HOME’Sの「見える!賃貸経営」というサイトをご存知でしょうか。
このサイトには全国の市区町村ごとの空室率が掲載されています。
これを見ると、空室率のみならず、その計算の元になる借家数と空家数も棒グラフで表示されています。
供給数である借家数が多くても、空室率が高くなっている市区町村があることがわかります。
どのエリアで不動産投資を始めようかと考えているような場合に、マクロ的に需要と供給を確認するには、このサイトを利用しても良いかもしれません。
不動産賃貸サイトで募集状況を確認
不動産会社から物件を紹介されたら、何となくで構いませんので、不動産賃貸サイトで物件があるエリアのアパートの募集状況を確認してみてください。
また、不動産会社から紹介されたアパートを現地に見に行くときに、不動産賃貸サイトでその物件の近隣にあるアパートの募集状況を確認してみてください。
不思議と募集が出ていなエリアが存在します。
私が最初に購入したアパートのあるエリアは正にこの状態でした。
実際、買ってから空室で苦労したことがありません。
店舗のある不動産会社に実際に聞いてみる
実際に物件がある最寄り駅で、店舗のある不動産会社に入って、このエリアは賃貸需要が旺盛かどうか聞いてみてください。
きっと丁寧に教えてくれるはずです。
将来、賃貸募集の際にその不動産会社が仲介に入ってくれることだってあり得ます。
店舗のある不動産会社は、お客さんが店舗に訪れるので、供給の数にも、需要の数にも詳しいはずです。
私も実際に東京都内のアパートの購入を検討していて、店舗のある不動産会社に入ったことがあります。
名刺をくれて、丁寧に教えてくれました。
このエリアは、供給が多すぎて空室のアパートが多いと。
そのアパートを購入するのを断念しました。