私の中で不動産投資の融資を受ける際に決めていることがあります。
融資期間を長くする
融資期間をできる限り長くすることが大切です。
なぜなら、家賃収入に占めるローンの返済金額の比率を下げるためです。
その結果、毎月の家賃収入から手元に多くお金が残ります。
比率は40~50%を目標にしています。
アパートは35年、RCは40年まで伸ばしたいところです。
耐用年数を超えてたとしても、土地の積算価格が高いなどの場合は、耐用年数を超える年数で融資してくれる金融機関もあります。
私の2棟目に買ったアパートは築年数35年と築古ですが、30年も融資してくれました。
そして、融資期間は完済時の年齢が決められていますので、可能な限り、早めに行うことも大切です。
以下は金融機関のホームページに掲載されている不動産担保ローンを受けることができる年齢になります。
81歳、82歳、85歳と完済時の年齢が決まっています。
銀行 | 対象年齢 |
---|---|
オリックス銀行 | 借入時に満20歳以上60歳未満で、最終返済時85歳未満の方 |
静岡銀行 | 融資申込時ならびに融資実行時の年齢が満 18 歳以上 70 歳以下かつ最終返済時の年齢が82 歳未満の方 |
滋賀銀行 | お申込時の年齢が満20歳以上で完済時の年齢が満81歳未満の方 |
繰上返済はしない
一見、えっとなるかもしれませんが、手元にお金を残しておけば、いつでも返済することが可能です。
低金利時代は終わったかもしれませんが、まだ金利は高いというほどではありません。
ワンルームを買って間もない時に意気揚々と200万円を繰上返済して、さあ次の物件を買おうと意気込んでいました。
今思うと返済しなければ良かったと若干の後悔です。
不動産投資で融資を受けられるというのは、その人を金融機関が評価してくれているある意味ステータスです。
繰上返済する前に本当に良いのかどうかを考えてからの方が良いです。
物件と同時並行で融資を受ける
物件選びは不動産会社、融資は金融機関と別々に周るのは非効率的です。
良質な物件があっても融資が下りない、良い融資条件だけで合う物件がないということがあります。
経験者は良いかもしれませんが、特に初心者は、2つで1セットと考えた方が良いです。
金融機関には融資可能な物件のエリアが決められています。
また、買う人の年収、金融資産などの属性の判断や物件の担保価値の評価も金融機関によって様々です。
不動産会社によっては金融機関と提携している条件が有利なローンも中にはあります。