国税時代はどんな仕事をしていたか

国税の頃の仕事を振り返ってみました。

税務署

国税専門官の基礎研修が終わり、最初に配属されたのが目黒税務署でした。
個人、法人、資産、徴収と4つの系統に分かれるのですが、私は法人になります。
目黒税務署には3年間いて、以下の仕事をしました。

  • 1年目は半年源泉所得税、半年法人税の内部事務
  • 2年目は一般部門で調査
  • 3年目は特別調査部門で困難事案の調査

目黒税務署3年目に訳あって、国税庁や国税局ではなく、他の税務署に異動になりました。
その後、神奈川県にある緑税務署に異動して、2年間いて、以下の仕事をしました

  • 1年目は消費税の内部事務と消費税単独調査
  • 2年目は一般部門で調査

もともと法人の税務調査をするのであれば、国税局の調査部に行きたいと思っていました。
当時の緑税務署の副署長が、調査部でも調査ができる有名人であり、調査部に推薦してもらいました。

国税局

東京国税局の調査部には10年間いました。
仕事内容の詳細は別の機会に投稿したいと思います。

所属仕事内容
調査四部 49部門1年目:内部事務担当
2年目:一般部門で調査
調査四部 41部門特別調査部門で困難事案の調査
調査一部 調査管理課 企画係調査部の事務運営策定、会議開催、調査事績の集計
調査四部45部門(半年国際科研修)連結法人の調査
(国税庁2年出向)
調査一部 主任国際税務専門官外国法人の困難事案の調査
調査一部 国際調査2部門 移転価格調査
調査一部 広域情報管理課 情報分析班データ活用
調査一部 主任国際税務専門官1年目:国際課税の事案組成
2年目:国際関係のデータ活用

国税庁

調査査察部の調査課で2年間働いていました。
国税庁は全国の国税局の上級官庁になります
調査課は全国の国税局にある調査部を取りまとめています。

特に、国税庁を希望したわけではありませんが、国税局の調査管理課にいたことがあったので、課長補佐が推薦してくれたみたいです。
調査管理課には国税局の調査部の人事をとりまとめている総務係があります。

監理係は係長と私含めた係員2名の計3名で仕事をしています。
その上に主査と呼ばれる上司がいます。

監理係では以下のような仕事をしていました。
国税局の調査管理課の企画係にいた時と似たような仕事です。

  • 事務運営策定
  • 会議開催
  • 調査事績の集計・発表

国税庁での勤務はとりあえず忙しかったです。
事務運営策定は、事務運営で何かしら問題があれば改善策を講じることになりますが、やってもやっても仕事が残っているような感じです。
会議開催に当たって色々な会議資料を作成するわけですが、会議前は終電で帰ったこともあります。
残業代で毎月の給料がボーナスと同じくらいもらえたのは良かったです。
それが不動産投資の原資になっています。

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