税理士を開業して半年で思ったこと

実際にゼロから税理士を開業して、半年経った今、思ことを書きます。

行動しなければクライアントはつかない

ホームページを作成しても、クライアントがそこに訪れなければ意味がありません。

私が営業として実際にやったことになります。

  1. 不動産税務に関する書籍の出版
  2. 不動産税務に関する記事の執筆
  3. 不動産会社とのセミナー
  4. 不動産業者と士業の名刺交換会に参加
  5. 商工会議所に加入(最近)
  6. ブログ作成(最近)

1で書籍を読んで、ホームページからの依頼が多い気がします。
2や3は意外と少なく、数をこなさないといけないのかもしれません。
4は向こうからの営業が強くて意味がなかったです。

友人・知人からの紹介はあります。
紹介料が発生しますので、紹介会社は利用していません。

今後は、金融機関や保険会社もせめて行こうかと思っています。

クライアントが求めるものは様々

クライアントの全てが税理士に積極的に関与してもらいたい訳ではありません。
申告さえしてもらえれば良いというお客さんもいます。
記帳代行や給与計算を含めてお願いされるお客さんもいます。

申告のみ、記帳代行や給与計算を行っていないと断るのもありです。
でも、それをやって、コストパフォーマンスが高いのであれば、受けても良いのではないでしょうか。
最初は経験して、徐々に自分なりの道筋を決めて行けばよいと思います。

業務委託を受けていて良かった

一年間は、1か月に10日、税理士法人から業務委託を受けています。
申告書のチェックや質問対応を行っています。
現役の頃から転職活動をして、自分にマッチするところを選びました。

それなりに業務委託料を受け取っており、開業時の収入の補填になります。
税理士法人の主なクライアントは会社であり、申告書を見たり質問に対応したりすると、どういう状況なのかを把握することができます。
税理士法人の運営などもわかります。

税理士業だけを行う必要はない

税理士業以外の収入になります。

  1. 書籍の印税
  2. 記事の執筆料
  3. 不動産会社からのセミナー料
  4. 家賃収入

税理士としての業務だけでなく、いろんなことをやっている方が楽しい気がします。
それに収入の入り口を分けていると、リスク分散にもなるし安心です。

3は有料無料の両方がありますが、やはり、有料の方がモチベーションが上がります。

スモールスタートでよい

最初はできる限りお金をかけないで、税理士を開業しました。
自宅で登録していますが、打合せはレンタル会議室やリモートです。
税理士としての収入が増えてくれば、事務所を借りるかもしれませんが、今はその必要性を感じません。

初期費用として一番かかったのは10万円ちょっとのパソコンくらいです。
後は紙が嫌いなので5万円くらいのスキャナーといったところです。

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